沈まずに泳ぐには沈むべし

水曜日マスタースイム担当の及川です。

本日も元気な会員さんたちと楽しく泳いできましたよ。

 

さて、前回はアルキメデスの原理により、人が浮くか沈むか考えました

難しい話だったかもしれませんが、この原理を使って、泳ぐ時にどんな姿勢になれば良いか考えてみましょう。

泳ぎが苦手な方の多くは、呼吸を上手にできないという理由が多いかと思います。

呼吸が上手にできないと言うのは、苦しくてたくさん息を吸いたいあまり、できるだけ水から顔を出してしまいます。

その結果、体全体が沈んでしまい、体幹が曲がり美しいフォーム(ストリームライン)が維持できなくなってしまう。

と言う悪循環により、継続的に長い距離が泳げなくなるのでしょう。

 

ここでアルキメデスの原理を考えます。

人が押しのけた水の重さだけ浮力をもらえるんですよね?

つまり、できるだけたくさんの水を押しのければ浮力をたくさんもらえるということになります。

たくさんの水を押しのけるには、体の多くを水の中に沈めることです。(深く沈めると言う意味ではなく、水面下に入ってさえいれば浮力を得ることができます)

始めに書きましたが、泳ぎが苦手な方は息をたくさん吸いたいあまり顔全体を水から出してしまうんです。

これでは、顔一つ分の水の重さだけ浮力を失うことになります。(つまり浮くのではなく沈む力が増える)

逆に上手に呼吸ができる人は、体を回転させることで口を水の外に(少しだけ)出します。

この時、体全体はあまり浮き沈み(上下動)がありません。(あ、クロールの話です)

つまり、体の多くを常に水面下に沈めておくことで、常にたくさんの浮力をもらっているので、それ以上は沈むことがないのです。

 

理論的に説明するとこうなりますが、要するに呼吸をする時には顔を水から出さずに体を回転させることで、口の周囲だけを水面から少し出せば良いのです。

高い場所の空気の酸素濃度が高いわけではありませんから、水面近くで呼吸をするように心がけてみましょう。

「そんなこと言ったって苦しいんだからしょうがないじゃん!」

と言う意見が聞こえてきそうですが、苦しい話はまたの機会に。

 

あ、これはあくまでも及川の個人的な考えですのでご了承ください。

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