大人スイム」カテゴリーアーカイブ

ジャンプ!

水曜日マスタースイム担当の及川です。

今日も楽しく泳いできましたよ。

毎回同じ写真ではつまらないということで、今日はジャンプしてくださいました。

皆さんいつも元気で楽しいです。

次回はどんなポーズを決めてくれるのでしょうか!?

 

さて、私は先週の土曜日に大瀬崎にダイビングに行ってきました。

実は伊豆の海は今からがベストシーズンで、水温はまだ下がらず、透明度が高くなり、南の方からかわいい魚たちが流れ着きます。(残念ながら冬を越すことができずに死んでしまうのですが)

 

この黄色いサイコロみたいなのはミナミハコフグの幼魚。

おちょぼ口がカワユイ。

 

模様から名前がついているネジリンボウ。

実際にはねじり模様ではなく縞模様ですが。

 

体が透明でクリスマスっぽいベンテンコモンエビなど小さな生物たちを観察してきました。

 

ダイビングに挑戦してみたい方はお気軽に及川までご相談ください。

 

今日も楽しくマスタースイム

水曜日マスタースイム担当の及川です。

ここ数日、めっきり寒くなりましたね。

富士山も白くなりましたし。

 

今日の参加者はやや少なめでしたが、元気いっぱいに泳ぎましたよ。

今日はローリングを意識した練習をしました。

クロールの時には体幹が曲がらないようにしつつも回転(ローリング)は必要です。

なかなか難しいですが、トライアンドエラーで色々と試しながら楽しく練習しています。

毎回ワイワイと楽しくやってますので、是非お気軽にご参加ください。

 

苦しかったら吐いてください

水曜日マスタースイム担当の及川です。

本日も元気な会員さんたちと楽しく泳いできました。

 

前回は「浮くためには沈む」ことを書きましたが、今日は苦しくならないための呼吸法について書いてみようと思います。

人の活動には酸素が必要ですが、その酸素を使ったら二酸化炭素を排出しなければなりません。

そういうわけで「呼吸」が必要なのですが、運動量が増えるとその分必要な酸素量も増えるので、たくさん呼吸をしなければなりません。

なので、激しく運動していると、酸素量が足りなくなり苦しくなります。

ですが、実は「苦しい、息がしたい」という呼吸欲求は酸素が不足しているから起こるのではなく、血中の二酸化炭素濃度が上がると「苦しい、息がしたい」と感じるらしいです。

つまり、体から二酸化炭素を排出しなければ苦しいのは収まらないということです。

ところが、(水泳やダイビングなどの水中活動では特に)感覚的に「酸素が足りないから息がしたい」と感じてしまうのです。

そうなると、肺にたくさん空気が入っていても(それを出さずに)まず吸おうとします。

しかし、すでに肺には空気が入っているので、新しい空気が入ってくる隙間はほとんどありません。

結果的に、同じ空気が肺の中に留まってしまうので、どんどん二酸化炭素が増え、さらに苦しさを増します。

そして、泳ぎ続けられなくなると。

このような負のサイクルから脱出するには、この原理を理解し(なくても良いけど)、吸う前に吐くことです。

新しい新鮮な空気を入れるスペースを先に作っておく必要があるのです。

「吸って吐く」のが深呼吸ではなく「吐いて吸う」のが深呼吸なんです。(アルゴリズム体操知ってます?)

 

泳いでいる時には水から顔が出ている少しの時間で「吐いて吸う」のは難しいので、先に水中で吐いておいて、口が水から出ている少しの時間で効率的に「吸う」ことが大切です。

この「吸う」ための準備として、あらかじめ水中でたくさん息を吐いておけば効率的な循環ができて、苦しさをあまり感じることなく長く泳ぎ続けられると思います。

もちろん呼吸だけではなく、今までに書いてきたようなストリームラインなどの姿勢なども大切ですので、総合的に上達をして行く必要はありますが。

ま、ゆっくりのんびり焦らずに、楽しく元気に練習を続けるのが一番ですがね。

 

沈まずに泳ぐには沈むべし

水曜日マスタースイム担当の及川です。

本日も元気な会員さんたちと楽しく泳いできましたよ。

 

さて、前回はアルキメデスの原理により、人が浮くか沈むか考えました

難しい話だったかもしれませんが、この原理を使って、泳ぐ時にどんな姿勢になれば良いか考えてみましょう。

泳ぎが苦手な方の多くは、呼吸を上手にできないという理由が多いかと思います。

呼吸が上手にできないと言うのは、苦しくてたくさん息を吸いたいあまり、できるだけ水から顔を出してしまいます。

その結果、体全体が沈んでしまい、体幹が曲がり美しいフォーム(ストリームライン)が維持できなくなってしまう。

と言う悪循環により、継続的に長い距離が泳げなくなるのでしょう。

 

ここでアルキメデスの原理を考えます。

人が押しのけた水の重さだけ浮力をもらえるんですよね?

つまり、できるだけたくさんの水を押しのければ浮力をたくさんもらえるということになります。

たくさんの水を押しのけるには、体の多くを水の中に沈めることです。(深く沈めると言う意味ではなく、水面下に入ってさえいれば浮力を得ることができます)

始めに書きましたが、泳ぎが苦手な方は息をたくさん吸いたいあまり顔全体を水から出してしまうんです。

これでは、顔一つ分の水の重さだけ浮力を失うことになります。(つまり浮くのではなく沈む力が増える)

逆に上手に呼吸ができる人は、体を回転させることで口を水の外に(少しだけ)出します。

この時、体全体はあまり浮き沈み(上下動)がありません。(あ、クロールの話です)

つまり、体の多くを常に水面下に沈めておくことで、常にたくさんの浮力をもらっているので、それ以上は沈むことがないのです。

 

理論的に説明するとこうなりますが、要するに呼吸をする時には顔を水から出さずに体を回転させることで、口の周囲だけを水面から少し出せば良いのです。

高い場所の空気の酸素濃度が高いわけではありませんから、水面近くで呼吸をするように心がけてみましょう。

「そんなこと言ったって苦しいんだからしょうがないじゃん!」

と言う意見が聞こえてきそうですが、苦しい話はまたの機会に。

 

あ、これはあくまでも及川の個人的な考えですのでご了承ください。

人は浮くか?

こんにちは、水曜日マスタースイム担当の及川です。

本日も元気なマダムたちと楽しく泳いできました。

 

ところで、「人間は浮く」とよく言われますが、なぜ浮くか説明できますか?

「軽いから」という説明では何千トンもあるタンカーが浮くわけないですよね。

今日は浮き沈みについてちょっと書いてみようと思います。

 

モノが液体中で浮くか沈むかは「アルキメデスの原理」により説明できます。

アルキメデスの原理とは、

「 流体中の物体は、その物体が押しのけている流体の重さ(重量)と同じ大きさで上向きの浮力を受ける」

というものです。(Wikipediaより)

 

例を挙げて説明しましょう。

例えば体重60kgの人がプールに入った時に押しのける水の「重さ」を知りたい場合、まずは押しのける水の「体積」を求める必要があります。

「体積」を知りたい場合、例えば水をなみなみと張ったお風呂に頭まで全身で沈み、溢れた水の「体積」を測れば良いですね。

で、仮にこの時の「体積」が65リットルだったとしましょう。

この65リットルのプールの水の「重さ」は、(水は1リットルで1kgなので)65kgですね。

つまり、この時、60kgの人がプールからもらえる「浮力」は押しのけた水の「重さ」である65kgです。

体重60kgで浮力が65kgあれば、浮力の方が5kg勝っているので、5kgの力で「浮き」ます。

しかし、もしこの人の体積が同じでも体重が70kgあれば沈みますし、体重が60kgでも押しのける水の量(体積)が50リットルなら浮力の方が負けてしまうのでやはり沈みます。

とは言っても、人間は体の多くが液体でできてますので、ちょうど浮くか沈むかのボーダーライン上にいると言えるのではないでしょうか?

つまり、筋肉質で無駄な脂肪がなく体積が小さい人は(体重が軽くても)沈みますし、脂肪が多く体積が大きい場合には(体重が重くても)浮きます。

もちろん肺にたくさんの空気を入れればその分体積が増えるので、浮力が大きくなったりもします。(この場合、息を吐いて肺が小さくなると浮力も小さくなります)

そういう原理がありますので、何千トンものタンカーでも何千トン以上の水を押しのける形に設計すれば浮くんですね。

モノが浮くか沈むかは、そのモノの重さと押しのける水の体積(重さ)の差し引きで決まりますので、重いから沈むという単純なことではないんです。

ちなみにこれは海水中でも同じ原理が働きますが、海水はプールの水(真水)よりも同じ体積でも重たい(1リットルあたり1.023kg)ので、海水中では押しのける水の「体積」は同じでもその「重さ」は重くなるので、より大きな浮力を得られます。

海では浮きやすいというのはこのためなんですね。

 

おっと、またどうでもいい話で長く引っ張ってしまいました。

では、また水曜日のマスタースイムでお会いしましょう。

ストリームライン

こんにちは。

水曜マスタースイム担当の及川です。

今日も元気な会員様たちと楽しく泳いできました。

 

さて、今日は水中での活動について少し書いてみます。

が、完全な個人的意見ですので、間違っていても責任は持ちませんので悪しからずご了承ください。

 

私は普段ダイビングをしていますが、水中での活動は空気中と異なり、水の抵抗が非常に大きいです。

水の密度は空気の約800倍あると言われており、このため体を動かす際に大きな抵抗となり空気中のように素早く動くことができません。

で、泳ぐ時も当然抵抗があるので、それに対抗して前に進むわけですが、力がある人はガシガシ泳げばある程度のスピードで泳ぐことができるかもしれませんが、それは賢いやり方ではありません。

飛行機やレーシングマシンを見るとどれも美しい流線型をしてますよね?

これは空気の抵抗を減らすための形ですが、空気よりもさらに抵抗が大きい水中ではより抵抗を意識しなければなりません。

真似るのは当然水中で活動をしている生物、つまり魚です。

と言っても、アンコウとかではなくマグロやサンマを想像してください。

彼らは水の抵抗に打ち勝ってすごい速さで泳ぐことができます。

つまり、力だけでがむしゃらに前に進むのではなく、できるだけ水の抵抗を少なくしてより効率の良い泳ぎをしているのです。

話が長くなりましたが、水泳ではその姿勢を「ストリームライン」と言います。

今日の会員さまにやってもらいました。

美しい姿勢ですね!

 

だた、これだけでは推進力がないので、やがて止まってしまいますから、手足を使って水をかいて前に進むわけです。

この時もできる限りストリームラインが崩れないように泳ぐのが効率的です。

 

気をつけてほしいのは、手足を動かす際に楕円で囲まれた「体幹」はできるだけ上下左右に動かないこと。

ただし、ローリングといって赤線を軸とした回転はいくらやっても構いません。(これは前から見た時に軸を中心にした回転をしても断面積が変わらないので水の抵抗が変わらないからです)

ダラダラと書いてきてしまいましたが、つまりパワーだけに頼るのではなく、大きな抵抗がある水中だからこそ、できるだけ無駄な力を使わずにエコな泳ぎを意識すれば、自然と楽に泳げるようになるということが言いたいのです。

私はよく焼き鳥に例えていますが、焼き鳥の串を折らないように泳げれば、綺麗なストリームラインを維持しながら効率的に前に進めるのではないでしょうか?

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。

あくまでも及川の個人的意見として受け取ってください。

また気まぐれに色々と超個人的意見を書いていきたいと思います。

 

マスタースイム

このブログでは初めまして。

水曜日のマスタースイムおよびコアスイムキッズを担当している及川です。

週一で、しかもほとんどプールにしかいないので、会員の皆様全員にはなかなかご挨拶ができませんが、この場を借りて、よろしくお願いします。

今日のマスタースイムは5名のお客様とワイワイ楽しく泳ぎました。

「マスタースイム」と言っても、ガンガン泳ぐわけでもありませんし、全員がベテランという訳ではなく、各々がマイペースで自分なりの上達を目指して楽しくやっています。

誰でも気軽に参加していただけますので、水曜日の13:45にプールでお待ちしています。